自律神経失調症って何?
こんにちは。
滋賀県草津市にある佐藤亮久整骨院の佐藤です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回のテーマは
「自律神経失調症ってなに?」
です。
自律神経失調症ってよく聞く症状ですが、
それっていったいどんな症状のものか
分かりますか?
なんとなくイメージしづらいと思いますので、
今日はこの自律神経失調症について
説明していきます。
①自律神経失調症とは?
自律神経失調症とは、
読んで字のごとく
自律神経が失調している事によって
おこる症状の事です。
②そもそも自律神経って?
自律神経とは、簡単に言うと
自動で動いて生命維持してくれている
ものに命令するものです。
???
ですよね?
例えばですが、筋肉は勝手に動きません。
手を挙げる、足を挙げるなど
自分の意志で命令しないと動きません。
でも、内臓はどうでしょうか?
例えば心臓。
心臓に動けーって命令している人はいますか?
いないですし、もし意識しないと動かないのであれば
寝たり気を抜くこともできないですよね?
要するに勝手に、自分の意志とは関係なく
動いているものに命令しているのが自律神経です。
その勝手に動いているものとは
ズバリ「内臓」です。
自律神経とは、内臓に命令する為の
神経なのです。
※筋肉などを動かす神経は運動神経です。
この自律神経は交感神経と副交感神経に分かれます!
たぶん、交感神経と副交感神経って聞いた事はあっても
それが自律神経の一部だって言う事を知っている人は
意外と少ないのではないでしょうか?
要するに、自律神経=交感神経+副交感神経
なのです。
③自律神経の働き
自律神経は内臓に命令する為の神経と
説明しましたが
内臓に命令して何をしているのでしょうか?
それは、身体の状態を一定にキープする事
をしています。
例えば、人間の体温はだいたい36度くらいです。
これが20度の人とか50度の人はいません。
血圧もだいたい130くらいですよね?
これが30とか300の人はいません。
要するに、人間の身体が生存する為に
必要な体温や血圧、血糖値などを
一定にコントロールしてくれているのです。
④で、結局自律神経失調症とは?
で、結局自律神経失調症とは、自律神経が乱れてしまい、
人間が生存するのに必要な体温や血圧、血糖値などを
一定にコントロール出来なくて起こる症状の事です。
例えば、血圧が高くなり過ぎた場合
めまいやふらつき、耳鳴りなどが起きますし、
体温がうまくコントロールできない場合
冷えや、のぼせなどが出てきます。
また、血糖値をコントロールできないと
朝起きれなかったり、だるさが常にあったり、
やる気が出なくなってしまいます。
つまり自律神経で一定にコントロールしていた
生命活動が乱れることで起こる症状の事を
「自律神経失調症」
というのです。
では、自律神経が乱れる原因は何なんでしょうか?
それは次回
「自律神経失調症の原因とは?」
に続きます!